

中古Mini 4 Proも認証対象へ!新制度の要点と手続き:矢野事務所
【型式認証前出荷機】でも一定条件を満たせば機体認証に進めるルートが実務上見えてきました。中古機も含めて「整備+証明書」で扱いが変わる可能性があります。
DJI Mini 4 Proを既にお持ちの方にとって、重要なポイントがあります。
「型式認証前に購入した機体でも、認証に進める可能性がある」という点です。
これまで、早期に購入した機体は制度上大きなハンデを抱えていました。
しかし現在は、一定条件を満たすことで、その扱いが大きく変わる可能性があります。
この記事では、今の制度を前提に、実務上どう判断すべきかを整理します。
このページで分かること
まず押さえるべき前提
型式認証前の機体はそのままでは使えない
DJI Mini 4 Proは型式認証機ですが、
認証取得前に出荷された機体は、制度上「型式認証未取得機」として扱われます。
これは現在も変わっていません。
つまり、購入時期によって扱いが分かれます。
そのままでは機体認証は現実的に困難
型式認証未取得機のまま機体認証を取ろうとすると、
設計・製造過程の検査が必要になります。
これは現実的には非常にハードルが高く、ほぼ不可能に近い対応です。
現在の実務上のポイント
鍵は「メーカー証明」
ここで重要になるのが、
メーカーによる証明書の存在です。
具体的には、
- 同一性を証する証明書
- 安全基準適合を証する書類
これらが揃うことで、
型式認証機と同等に扱われるルートに乗る可能性があります。
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中古機でも対象になる可能性
ここが重要です。
中古機であっても対象になり得ます。
ただし条件があります。
- メーカー整備を受けていること
- 最新状態であること
- 証明書が発行されること
つまり、
機体の状態と履歴で扱いが変わるということです。
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実務でやるべきこと
① 自分の機体の状態を確認
まずは、自分のMini 4 Proが
- 購入時期
- 整備履歴
- 改修の有無
を確認します。
② メーカー対応の確認
次に重要なのが、
証明書が取得できるかどうか
です。
これは機体ごとに判断される可能性があります。
③ 整備前提で考える
中古機の場合、
一度メーカー整備に出す前提で考えるべきです。
ここを外すと、ルートに乗らない可能性があります。
制度の整理はできますが、それだけで自社機体がそのまま使えるとは限りません。
制度を理解しても、その機体がそのまま認証ルートに乗るとは限りません。
実務では、「Mini 4 Proだから」「中古でも対象らしいから」と考えて進めると、別の理由で止まることがあります。
特に次のような前提で進めている場合は注意が必要です。
機体の型式や制度の説明だけでは足りません。
どの条件なら使えると言えるのかを先に見抜く必要があります。
結論
Mini 4 Proは、
購入時期だけで判断する時代ではなくなっています。
現在は、
「状態」と「証明」で扱いが決まる構造です。
ここを誤ると、
使える機体なのに使えない、という判断ミスが起きます。
◆ドローン運航は「事後説明」を前提に設計する◆
許可があっても、現場で止まる案件は少なくありません
ドローン運航は「許可が取れるか」ではなく、現場で最後まで成立するかで判断する必要があります。
- 第三者管理は維持できますか?
- 監視体制は機能しますか?
- 中止判断は定義されていますか?
- 関係者への説明は通りますか?
これらが整理されていない案件は、許可があっても現場で止まります。
※飛行許可申請のみのご相談にも対応しています