飛ばしたい場所が「空港周辺」に該当する際の飛行許可申請方法を解説します。
矢野事務所の包括申請はこちら
22,000円(税込)
独自マニュアル付き
空港周辺の確認方法
地理院地図で範囲を確認
その場所が「空港周辺」かどうかの確認の仕方はとても簡単です。
国土地理院の「地理院地図」で下の画像のように緑色で表された部分が空港周辺に該当します。
高さ制限を確認
飛ばしたい場所が緑色の範囲内に入っている場合は、次はドローンの飛行高度が規制の範囲内かどうかを調べます。
空港にはそれぞれ「高さ制限」と呼ばれる規制があり、この制限を超える高さの建物等を設置することは航空法で原則として禁止されています。。
ドローンもこの規制の対象とされ、飛行高度が「高さ制限」以上となる場合は、飛行許可を取得しなければ飛ばすことができないルールとなっています。
高さ制限の確認方法は二つ
高さ制限の確認方法は二つあります。
「高さ制限回答システム」のある空港はこのシステムを使って確認し、このシステムがない空港では「空港事務所」に直接確認します。
ドローンで飛ばしたい高度が、この高さ制限よりも低い場合には飛行許可等の手続はなく飛ばすことができます。
逆に高さ制限よりも高い高度で飛ばす場合には、飛行許可申請の手続きが必要となります。
飛行許可申請する
以上の通り、空港周辺の該当範囲に入り且つ高さ制限以上の高度で飛ばす場合に飛行許可申請が必要になります。
飛行許可は国土交通省に申請するのですが、この場合、事前に各空港の事務所との連絡・調整が必ず必要です。
各空港の事務所に対して飛行の計画を申し入れ、離着陸する航空機の飛行に支障のない日時等を合意するという手続きです。
許可申請の手続き方法については下の記事で詳細を解説しているのでご確認ください。
連絡・調整先(空港事務所)
以下に、各空港周辺がわかる地理院地図と連絡・調整先となる空港事務所、公開資料等を掲載しました。
空港事務所へは「高さ制限」を確認したり、どのような手続きを進めて行けば良いかを相談してください。
親切に教えて頂けます。