運航設計 ドローンの安全とは結果でなく設計|矢野事務所 ドローンの安全とは結果でなく設計|矢野事務所 ドローン運航において「安全第一」と言われることは多いですが、その中身が具体的に語られることはほとんどありません。 事故を起こさないことが安全なのか、それとも別の意味があるのか。 本記事では、ドローン運航における安全を「結果」ではなく「設計」として捉える考え方を解説します。...
運航設計 ドローンは操縦でなく運航管理|矢野事務所 ドローンは操縦でなく運航管理|矢野事務所 ドローン実務では、どうしても「誰が操縦するのか」に意識が向きがちです。 しかし、運航の安全や説明責任を考えると、重要なのは操縦そのものではありません。 本記事では、なぜドローン実務を「操縦」ではなく「運航管理」で捉えるべきなのかを解説します。 安全設計を考えるうえで、ここは避...
運航設計 ドローンは飛行前で決まる|矢野事務所 ドローンは飛行前で決まる|矢野事務所 ドローン運航において、事故はいつ防げるのでしょうか。 多くの人は「飛行中」と考えます。 しかし実務の現場では、事故の大半は飛行前に防げるものです。 言い換えれば、 運航の安全は飛行前でほぼ決まる ということです。 運航計画は「安全の設計図」である ドローン運航における飛行前(PR...
運航設計 ドローンは中止判断で決まる|矢野事務所 ドローンは中止判断で決まる|矢野事務所 ドローン運航において、本当に重要な判断は何でしょうか。 飛ばすかどうかの判断。 安全に飛ばす判断。 どれも重要です。 しかし実務では、最も重要なのは別の判断です。 「止める判断」です。 なぜ「止める判断」が最も重要なのか 事故はいつ起きるのか。 多くの場合、 「止めるべき場面で...
運航設計 ドローンは事後説明で決まる|矢野事務所 ドローンは事後説明で決まる|矢野事務所 ドローン運航は、飛ばして終わりではありません。 現場では、無事に飛行が終わるとそこで一区切りになりがちです。 しかし、実務としての運航は、飛行が終わった時点ではまだ完成していません。 運航が本当に完成するのは、飛行後の記録、振り返り、改善まで含めて整理されたときです。 なぜ飛行...
NEW! 運航設計 イエローゾーン1km拡大の本質は対処時間再設計:矢野事務所 イエローゾーン1km拡大の本質は対処時間再設計:矢野事務所 【制度改正シリーズ①】 小型無人機等飛行禁止法におけるイエローゾーン(対象施設周辺地域)は、従来おおむね300mとされていましたが、約1kmへの拡大が閣議決定されました。 この変更を「規制が厳しくなった」と理解すると、本質を外します。 今回の見直しの中心にあ...
NEW! 運航設計 イエローゾーンで止める判断はどこか:矢野事務所 イエローゾーンで止める判断はどこか:矢野事務所 【制度改正シリーズ④】 ここまで、イエローゾーンの1km拡大と直罰化によって、前提がどう変わるかを整理してきました。 この2つが重なると、現場ではある変化が起きます。 「飛ばせるかどうか」ではなく、「どこで止めるか」を先に決めないと成立しない という状態です。 なぜ「止...
NEW! 運航設計 対象施設拡張でどこでも対象になる時代:矢野事務所 対象施設拡張でどこでも対象になる時代:矢野事務所 【制度改正シリーズ⑤】 これまでの小型無人機等飛行禁止法は、対象施設が明確に定まっていることが前提でした。 国会議事堂や空港、防衛施設など、 場所が固定されている対象 を中心に制度が設計されてきました。 しかし今回の見直しでは、この前提が変わろうとしています。 対象施...
NEW! 運航設計 イエローゾーン1km改正まとめ実務判断:矢野事務所 イエローゾーン1km改正まとめ実務判断:矢野事務所 小型無人機等飛行禁止法におけるイエローゾーンは、従来のおおむね300mから約1kmへ拡大される方向で整理されています。 この見直しは、単なる距離の変更ではありません。 対処時間・回避構造・処罰構造・対象施設の考え方を一体で組み替える改正 です。 本記事では、その全体像...
NEW! 運航設計 イエローゾーン1kmで回避不能時代へ:矢野事務所 イエローゾーン1kmで回避不能時代へ:矢野事務所 【制度改正シリーズ②】 前回の記事では、イエローゾーンの約1km拡大は「規制強化」ではなく、対処時間の再設計として理解すべきだと整理しました。 では、その見直しが現場の飛行判断にどう響くのか。 実務で最も大きい変化は、 「外に逃がす」という設計が通用しにくくなること ...
NEW! 運航設計 イエローゾーン直罰化で何が変わるか:矢野事務所 イエローゾーン直罰化で何が変わるか:矢野事務所 【制度改正シリーズ③】 これまでイエローゾーンの議論は、「距離」の問題として語られることが多くありました。 しかし今回の見直しで、もう一つ見落としてはいけない変更があります。 イエローゾーン上空飛行の直罰化 です。 これまでの構造(命令前置) 現行制度では、イエローゾー...
NEW! 運航設計 有識者会議報告書の要点と実務影響:矢野事務所 有識者会議報告書の要点と実務影響:矢野事務所 違法なドローン飛行対策に関する有識者会議の報告書は、単に「イエローゾーンが広がる」という話を示したものではありません。 この報告書が整理しているのは、 近年のドローン性能の飛躍的向上と社会利用の拡大を前提に、重要施設防護の制度をどう組み直すか という全体像です。 したがっ...