
千葉県|基地周辺ドローン飛行の確認先一覧|矢野事務所
千葉県で基地周辺のドローン飛行を検討する場合、自衛隊施設だけでなく、成田国際空港も確認対象になります。
館山航空基地、木更津駐屯地、下総航空基地、習志野駐屯地、習志野演習場、下志津駐屯地など、航空基地・通信施設・演習場・都市部駐屯地が多く存在します。
特に木更津駐屯地と下総航空基地は、県別一覧だけでなく個別記事で確認すべき重要施設です。
問われるのは、飛ばせるかではありません。
なぜその運航が成立すると言えるのかです。
基地・駐屯地・重要施設周辺のドローン飛行
イエローゾーン拡大後の手続・通報・運航成立性を整理します
基地周辺では、航空法上の許可だけで運航が成立するとは限りません。
矢野事務所では、必要な手続の整理に加え、現地で運航を成立させ、後から説明できる状態まで支援します。
対象区域か分からない段階でもご相談いただけます
千葉県では、成田国際空港、航空基地、飛行場、演習場、通信施設が県内各地に分布しています。
特に成田、木更津、下総では、小型無人機等飛行禁止法だけでなく、航空法上の空港・飛行場周辺空域や航空機運航との関係を分けて確認する必要があります。
このページで分かること
千葉県の対象施設
千葉県で確認対象となる施設には、館山航空基地、成田国際空港、木更津駐屯地、下総航空基地、習志野駐屯地、習志野演習場、飯岡受信所、市原送信所、峯岡山分屯基地、市ヶ谷基地柏送信所、松戸駐屯地、航空補給処、木更津分屯基地、下志津駐屯地、木更津飛行場があります。
対象区域図や通報先は変更されることがあるため、最新情報は防衛省、国土交通省、警察庁、千葉県警察および各施設管理者の公表情報で確認してください。
対象施設の敷地または区域だけでなく、その周囲おおむね1,000メートルの対象施設周辺地域も規制対象となります。
対象施設周辺地域に該当する場合は、飛行が認められる例外に該当するか、施設管理者等の同意や警察への事前通報など、必要な手続を確認する必要があります。
また、飛行禁止の例外に該当して飛行する場合でも、飛行開始の48時間前までに、対象施設周辺地域を管轄する警察署を経由して千葉県公安委員会へ通報する必要があります。
飛行経路が千葉県内の二つ以上の警察署管轄にわたる場合は、そのいずれかの警察署を経由して千葉県公安委員会へ通報すれば足ります。
空港・航空基地
海上自衛隊館山航空基地
管轄警察署は、館山警察署です。
成田国際空港
管轄警察署は、成田警察署、成田国際空港警察署、香取警察署、山武警察署です。
成田国際空港周辺では、航空法上の空港周辺空域と、小型無人機等飛行禁止法の対象区域確認を分けて整理する必要があります。
小型無人機等飛行禁止法上の飛行では、空港管理者の同意と千葉県公安委員会への事前通報を確認します。
これらは、航空法上の空港周辺空域に関する許可・調整とは別の手続です。
海上自衛隊下総航空基地
管轄警察署は、鎌ヶ谷警察署、柏警察署、印西警察署です。
下総航空基地周辺では、市街地、住宅地、道路、鉄道、学校・公共施設との近接性を確認する必要があります。
航空自衛隊峯岡山分屯基地
管轄警察署は、館山警察署および鴨川警察署です。
航空自衛隊木更津分屯基地
管轄警察署は、木更津警察署です。
木更津飛行場
木更津飛行場は、米軍施設として小型無人機等飛行禁止法の対象施設に指定されています。
管轄警察署は、木更津警察署です。
木更津飛行場周辺で飛行する場合は、木更津飛行場だけでなく、木更津駐屯地の同意も必要になります。
同意手続については、木更津駐屯地へ確認する必要があります。
陸上自衛隊施設
陸上自衛隊木更津駐屯地
管轄警察署は、木更津警察署です。
木更津駐屯地周辺では、航空機運航、港湾側の動線、道路、住宅地、民有地、離発着場所の確認が重要になります。
木更津駐屯地の対象施設周辺地域で飛行する場合は、木更津駐屯地の同意だけでなく、木更津飛行場の同意も必要になります。
木更津駐屯地と木更津飛行場は別の対象施設ですが、同意手続が相互に関係するため、一方だけを確認して終了することはできません。
陸上自衛隊習志野駐屯地
管轄警察署は、船橋東警察署、八千代警察署、習志野警察署です。
陸上自衛隊習志野演習場
管轄警察署は、船橋東警察署、八千代警察署、習志野警察署です。
陸上自衛隊松戸駐屯地
管轄警察署は、松戸警察署、松戸東警察署、鎌ヶ谷警察署です。
陸上自衛隊下志津駐屯地
管轄警察署は、千葉東警察署、千葉北警察署、四街道警察署です。
通信施設・補給施設
海上自衛隊飯岡受信所
管轄警察署は、旭警察署です。
海上自衛隊市原送信所
管轄警察署は、市原警察署および茂原警察署です。
航空自衛隊市ヶ谷基地柏送信所
管轄警察署は、柏警察署および流山警察署です。
海上自衛隊航空補給処
管轄警察署は、木更津警察署です。
基地周辺で確認しておきたいこと
千葉県で最初に確認するのは、飛行地点、飛行経路、離着陸地点が、対象施設の敷地もしくは区域、または対象施設周辺地域に該当するかどうかです。
次に、飛行場所がどの警察署管轄に属するのかを確認します。
成田国際空港のように複数の警察署が関係するのか。
下総航空基地や習志野演習場のように市街地と複数管轄が重なるのか。
木更津や館山のように航空基地・港湾・海岸部が絡むのか。
通信施設や送信所のように撮影範囲や説明責任が重くなるのか。
施設ごとに確認すべき内容は変わります。
航空法・小型無人機等飛行禁止法・警察対応は別問題
航空法の許可承認があるからといって、小型無人機等飛行禁止法の問題が解決するわけではありません。
小型無人機等飛行禁止法上の手続きが整理できても、航空法上の飛行条件を満たしていなければ飛行は成立しません。
警察署への通報は、航空法の申請とも施設側の同意とも別に整理すべき事項です。
第三者状態と補助者機能
千葉県の基地周辺飛行では、第三者との分離状態を維持できるかが重要です。
成田空港周辺、下総航空基地、習志野駐屯地、松戸駐屯地、下志津駐屯地のように、市街地や住宅地と近い施設では、第三者の接近や車両の流入を前提に設計する必要があります。
木更津、館山、飯岡、市原のように海岸部や港湾、農地、道路が絡む施設では、補助者の配置位置や第三者の流入経路を事前に整理する必要があります。
補助者を配置するだけでは足りません。
誰が第三者や車両、航空機の接近を監視し、どの方法で操縦者へ伝え、どの状態になったら中止判断へ移るのかを決めておく必要があります。
補助者の人数ではなく、監視、連絡、誘導、中止判断の補助が実際に機能するかを確認します。
中止判断と運航体制
基地周辺飛行では、飛行開始前に中止条件を決めておく必要があります。
第三者の接近、車両の流入、無線状態の悪化、施設側からの要請、警察からの確認、航空機運航への影響、現地状況の変化も中止判断の対象になります。
基地周辺飛行では、操縦技術だけではなく、運航管理体制そのものが問われます。
誰が中止を判断するのか。
誰が操縦者へ伝えるのか。
誰が施設管理者や発注者へ説明するのか。
誰が飛行再開の可否を判断するのか。
これらが決まっていなければ、現場で継続または中止を判断できる体制とはいえません。
千葉県案件で整理しておきたい資料
□ 飛行地点・飛行経路図
□ 対象施設区域との重ね図
□ 空港・飛行場周辺空域との重ね図
□ 離着陸地点・緊急着陸地点図
□ 施設管理者等の同意整理
□ 管轄警察署・通報整理
□ 関係機関との協議記録
□ 中止条件・運航体制図
これらは資料を増やすことが目的ではありません。
成田、木更津、下総などの案件で、どの施設と制度が関係し、誰が何を確認し、どの条件で運航または中止を判断するのかを共有するための資料です。
千葉県で基地周辺飛行を検討する場合
千葉県は、成田国際空港、館山航空基地、木更津駐屯地、下総航空基地、習志野駐屯地、習志野演習場、松戸駐屯地、下志津駐屯地など、多数の対象施設を含む県です。
このうち、木更津駐屯地と下総航空基地については個別記事でも整理しています。
県別一覧記事だけで終わらせず、該当する個別基地記事まで確認することで、より具体的な運航成立性を検討できます。
許可があるかだけでは足りません。
なぜ継続できるのか。
どの状態が崩れたら止めるのか。
誰が停止判断するのか。
後から説明できる運航になっているのか。
千葉県の基地周辺飛行では、この判断構造を事前に設計しておくことが重要です。
◆ドローン運航は『事後説明』を前提に設計する◆
法人案件では「飛ばせるか」だけでは進まないことがあります
ドローン運航は、許可が取れるかだけでなく、現場で最後まで成立するかで判断する必要があります。
- 第三者管理は維持できますか?
- 監視体制は機能しますか?
- 中止判断は定義されていますか?
- 発注者・関係者への説明は通りますか?
これらが整理されていない案件は、許可があっても現場で止まる方向に傾きます。
※飛行許可申請のみのご相談にも対応しています
