
埼玉県|河川でドローンを飛ばす確認先一覧|矢野事務所
埼玉県の河川でドローンを飛行する際の確認先を整理しています。
埼玉県には一級河川があり、二級河川は存在しません。
同じ一級河川でも、国土交通省が管理する河川と埼玉県が管理する河川では確認先が異なります。
航空法の許可承認だけで河川飛行が成立するわけではありません。
河川管理者への確認、離発着場所の管理、河川利用者との分離状態維持、補助者配置、中止判断まで含めて運航として成立するかを考える必要があります。
河川での飛行では、事前に管理者へ確認し、現地条件に応じた運航計画を整理することが重要です。
このページで分かること
河川管理の考え方
河川でドローンを飛行する場合、まず確認すべきことは管理主体です。
埼玉県では、利根川水系や荒川水系の主要河川について、国土交通省関東地方整備局の河川事務所が関係します。
それ以外の一級河川については、埼玉県の県土整備事務所が管理しています。
埼玉県には二級河川がないため、河川管理の中心は一級河川の管理区分確認になります。
飛行場所によって確認先が変わるため、河川名だけでなく離発着場所や飛行区間まで整理して問い合わせることが重要です。
撮影、測量、巡視、点検など目的によって求められる管理内容も異なります。
問われるのは飛ばせるかではなく、運航として成立するかです。
河川管理者一覧
埼玉県には一級河川が161本あります。
以下に国管理河川と埼玉県管理河川の代表的な確認先を整理しました。
国管理河川
鬼怒川、渡良瀬川、思川、巴波川、小山川、広瀬川、早川、南摩川、栗沢川、沢ノ入沢川、西ノ入沢川などは、利根川上流河川事務所が関係します。
荒川、越辺川、都幾川、高麗川、入間川、小畔川などは、荒川上流河川事務所が関係します。
二瀬ダム、秩父湖周辺では、二瀬ダム管理所への確認が必要になる場合があります。
埼玉県管理河川
国管理河川以外の一級河川は、埼玉県の県土整備事務所が管理しています。
飛行場所を管轄する県土整備事務所へ確認してください。
管理区分が判然としない場合は、河川名だけでなく、飛行場所の所在地をもとに確認することが重要です。
市町村管理河川
埼玉県には二級河川はありませんが、準用河川や普通河川では市町村が管理主体となる場合があります。
国や県の管理河川ではない水路、普通河川、地域管理の河川敷では、市町村への確認が必要になることがあります。
河川敷を離発着場所として利用する場合は、管理主体を確認してください。
河川で確認しておきたいこと
河川は管理主体ごとに確認先が異なります。
国管理河川と県管理河川では窓口が異なります。
航空法の許可承認を取得していても、それだけで河川飛行が成立するわけではありません。
離発着場所の管理が必要です。
河川利用者との分離状態を維持できるかも重要になります。
巡視、点検、測量、撮影では求められる管理内容が変わります。
補助者配置や中止判断も運航成立性を左右します。
河川利用者が多い場所では、第三者との分離状態を維持できる体制が求められます。
河川管理者との調整、安全管理、現地管理体制まで含めて整理する必要があります。
第三者管理については、河川のドローン飛行は第三者状態維持で決まる|矢野事務所も参考になります。
問われるのは飛ばせるかではありません。
運航として成立するかです。
◆ドローン運航は『事後説明』を前提に設計する◆
法人案件では「飛ばせるか」だけでは進まないことがあります
ドローン運航は、許可が取れるかだけでなく、現場で最後まで成立するかで判断する必要があります。
- 第三者管理は維持できますか?
- 監視体制は機能しますか?
- 中止判断は定義されていますか?
- 発注者・関係者への説明は通りますか?
これらが整理されていない案件は、許可があっても現場で止まる方向に傾きます。
※飛行許可申請のみのご相談にも対応しています
