鳥取県の海でドローンを飛ばす許可:矢野事務所

鳥取県の海でドローンを飛ばすには|矢野事務所

 

鳥取県の海でドローンを飛ばす場合、航空法上の飛行許可だけでは、実際にその場所で運航できるかどうかは決まりません。

鳥取県の海岸線は約133kmあり、その約6割を鳥取砂丘、白兎海岸、弓ヶ浜などの砂浜海岸が占めています。

さらに、鳥取砂丘や浦富海岸などは山陰海岸国立公園に含まれています。

特に鳥取砂丘には、撮影行為について独自の届出ルールがあります。

そのため、「鳥取県の海だから同じ確認先」と考えるのではなく、実際の飛行場所から管理区域を確認することが重要です。

この記事では、鳥取県の海でドローンを飛ばす場合に、特に確認しておきたいポイントを整理します。

鳥取県の海岸は管理者の確認から始まる

鳥取県の海岸だから、一律に同じ手続が必要になるわけではありません。

鳥取県の海岸には、河川部局、港湾部局、水産部局などが所管する区域があります。

したがって、最初に飛行場所と離着陸場所を具体的に特定します。

そのうえで、その海岸を誰が管理しているのかを確認します。

海岸を離着陸場所として使用する場合には、上空を飛行することとは分けて考える必要があります。

操縦者や補助者を配置したり、撮影機材を置いたりする場合も、実際の使用方法を管理者へ説明して確認します。

海岸に関する主な確認先

鳥取県 県土整備部 河川港湾局 河川課

TEL:0857-26-7375

kasen@pref.tottori.lg.jp

港湾・漁港関係については、港湾課など所管する管理機関を確認します。

鳥取砂丘では独自の撮影ルールを確認

鳥取県の海岸で特に注意したい場所が鳥取砂丘です。

鳥取砂丘では、ドローンを含む撮影を行う場合、事前の届出が必要とされています。

また、使用する機材などによっては、自然公園法に基づく手続が必要になる場合もあります。

さらに、ドローンなどを他人の上空や周囲で飛行させ、身体の安全に対する不安を覚えさせる行為についてもルールが設けられています。

つまり、鳥取砂丘では「航空法上飛ばせるか」だけで判断することはできません。

撮影前に、鳥取砂丘側の利用ルールを確認する必要があります。

鳥取県|日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例

浦富海岸・鳥取砂丘では山陰海岸国立公園も確認

鳥取県東部の海岸では、山陰海岸国立公園との重複確認も重要です。

山陰海岸国立公園は、京都府京丹後市から鳥取市まで続く海岸部を対象としています。

鳥取県では、浦富海岸や鳥取砂丘などが代表的な区域です。

浦富海岸には海域公園地区も設定されています。

自然公園区域だから、一律にドローン飛行が禁止されるという意味ではありません。

重要なのは、飛行地点だけでなく、離着陸場所や撮影スタッフを配置する場所まで含めて区域を確認することです。

山陰海岸国立公園の確認先

環境省 浦富自然保護官事務所

〒681-0003
鳥取県岩美郡岩美町浦富字出逢1098-3

TEL:0857-73-1146

海水浴場では施設管理者も確認

鳥取県には、浦富周辺、白兎、皆生など海水浴に利用される海岸があります。

海水浴場では、海岸管理者とは別に、市町村や施設管理者が利用ルールを定めている場合があります。

そのため、実際に利用する海水浴場を特定して、管理者へドローン利用の可否や条件を確認します。

特に開設期間中は、海水浴客や観光客との分離状態を維持できるかが重要です。

管理者から了承を得たことと、安全な運航が成立することは別問題です。

人が飛行範囲へ接近した場合に、誰が確認し、誰が中止を判断するのかまで決めておきます。

第三者と関係者の整理で運航は決まる|矢野事務所

鳥取港・境港では港湾管理を確認

港湾で飛行する場合は、一般海岸とは確認方法が変わります。

鳥取県は、鳥取港、境港、田後港、赤碕港、米子港など複数の港を管理対象として案内しています。

鳥取港については鳥取港湾事務所が管理しています。

境港は鳥取県と島根県にまたがるため、両県が設置した境港管理組合が管理しています。

港湾では、岸壁や港湾施設を離着陸場所として使用するのかも確認します。

船舶の航行や港湾作業との関係もあるため、現地の利用状況を踏まえた運航管理が必要です。

鳥取県の「港」でドローンを飛ばす手続き:連絡先リンク

主な港湾の確認先

鳥取港

鳥取県 鳥取港湾事務所

TEL:0857-28-2432

tottorikowan@pref.tottori.lg.jp

境港

境港管理組合

TEL:0859-42-3705

その他の県管理港湾

鳥取県 県土整備部 河川港湾局 港湾課

TEL:0857-26-7405

kouwan@pref.tottori.lg.jp

漁港では港湾とは別に管理者を確認

鳥取県には、網代漁港、泊漁港、淀江漁港などの漁港があります。

漁港は、一般海岸や港湾とは別に管理されます。

そのため、漁港でドローンを飛ばす場合には、実際の漁港名から管理者を確認します。

岸壁や漁港施設用地を離着陸場所として使う場合には、その施設の使用条件も確認します。

漁船や漁業関係者が接近した場合に、運航を継続できるかという現地判断も必要になります。

河川では実際の管理者を確認

河川や河川敷についても、河川法にドローン飛行を一律禁止する規定がないという理由だけで、自由に使用できるとは限りません。

河川には管理者があります。

河川敷を離着陸場所として使用したり、撮影や点検などを行ったりする場合には、その利用方法を確認します。

ここでも「鳥取県だから県庁へ」という判断ではなく、実際の河川名と飛行地点から管理者を確認することが重要です。

航空法の許可と場所管理は別問題

鳥取県の海で航空法上の飛行条件を満たしていても、海岸、自然公園、鳥取砂丘、港湾、漁港、海水浴場などの管理条件まで解決したことにはなりません。

反対に、土地や施設の管理者から了承を得ても、航空法上の飛行条件が自動的に満たされるわけではありません。

包括申請についても同じです。

包括申請は、鳥取砂丘の撮影届、山陰海岸国立公園の区域確認、港湾施設の使用、漁港管理、第三者との分離などを一括して解決するものではありません。

包括申請でも成立しない飛行とは|矢野事務所

鳥取県の海で必要になる運航管理

鳥取県の海岸では、観光客、海水浴客、釣り人、漁業関係者、船舶などの状態が時間によって変わります。

鳥取砂丘や浦富海岸のような観光地では、人の流れも変化します。

飛行開始時に安全だったというだけでは足りません。

第三者との分離状態を維持できるか。

補助者は何を監視するのか。

人や船舶が接近した場合に誰が判断するのか。

どの状態になったら中止するのか。

必要な判断を事前に整理しておきます。

ドローンは操縦でなく運航管理|矢野事務所

鳥取県の海で飛ばすときの確認順序

最初に、飛行場所と離着陸場所を具体的に特定します。

次に、その場所が一般海岸、港湾、漁港、海水浴場などのどこに該当するのかを確認します。

鳥取砂丘や浦富海岸周辺では、山陰海岸国立公園との重複も確認します。

特に鳥取砂丘では、独自の撮影届などの利用ルールを確認します。

そのうえで、航空法上の飛行条件と現地の利用状態を重ねます。

鳥取県の海で問われるのは、「航空法の許可を持っているか」だけではありません。

誰がその場所を管理しているのか。

どの状態を維持すれば運航できるのか。

その状態が崩れたとき、誰が中止するのか。

ここまで整理して、実際の飛行判断につなげます。

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