空港周辺でドローンを飛ばすルールと許可まとめ:矢野事務所

空港周辺でドローンを飛ばすルールと許可まとめ:矢野事務所

 

空港周辺でドローンを飛ばす場合、日本の航空法の中でも最も厳しい規制が適用されます。

本記事では、
「どこまでが空港周辺なのか」
「許可は必ず必要なのか」
「何を基準に判断すべきなのか」

を行政書士の視点で整理しています。

法人・自治体案件のご担当者さまへ
業務での飛行は「飛ばせるか」だけでなく、飛行可否判断/通報設計/説明整理が必要になる場合があります(個人のご相談も可)。

空港周辺とはどの範囲のことか

空港周辺は、航空法で「空港等の周辺の高さ制限区域」として定義されており、空港ごとに異なる高度制限(勾配制限)が定められています。

■ 基本ルール

  • 空港からの距離によって飛行できる高さが変わる

  • “水平距離が伸びるほど飛行可能高度が上がる” 構造

  • 空港ごとに高度制限図が公開されている

つまり、空港付近では「何mまで飛べるのか」が空港によって違い、場合によっては高度30mでも飛行禁止 というケースがあります。

空港周辺で必要となる許可

空港周辺は、航空法の中でも代表的な「許可必須エリア」です。

【航空法:空港周辺】

  • 空港周辺の高さ制限区域で飛行する場合→ 国土交通省の許可が必須

許可が必要となる典型例

  • 空港から5km以内

  • 空港から10km以内で高度が制限値を超える場合

  • ヘリポート・公共用飛行場の近隣

  • 高度制限勾配に入る区域

空港周辺は、“許可しないことが原則” という扱いであり、安全対策が極めて厳密に求められる 点に注意が必要です。

空港周辺で多い誤解と実務トラブル

  • 「空港の外だから大丈夫」
    → 実際は“外でも高度制限区域”に入るケースが多い

  • 「30mなら問題ない」
    → 空港によっては30mでも飛行禁止

  • 「海側だから影響ない」
    → 海でも空港高度制限に引っかかる

  • 「ヘリポートは空港ではない」
    → 公共用・準公共用は同じ規制の対象

空港周辺は、地図を見ただけでは判断できない領域 で、必ず公式の高度制限図による確認が必要です。

空港周辺で安全に飛行するためのポイント

  1. 空港・飛行場・ヘリポートを地図で事前確認する

  2. 公式の「高度制限図」を必ず確認する

  3. 空港からの水平距離を把握する

  4. 許可が必要な場合は“申請前提”で計画する

  5. 風の影響を受けやすいため、安全距離を広く取る

空港周辺は、航空法の中でも最も厳格な安全運用が求められるエリア です。

【まとめ】

  • 空港周辺はドローン飛行が最も厳しく制限されるエリアです。

  • 航空法により、空港ごとに高度制限(勾配制限)が設定されています。

  • 国土交通省の許可が必要となるケースが多く、無許可での飛行はできません。

  • 空港周辺は航空機・車両・人の往来が多く、重大事故につながるリスクが高い環境です。

  • 飛行前には、公式地図で空域を確認し、必要な許可と安全計画を徹底してください。

空港周辺の飛行ルールまとめ(都道府県別)

▶ 空港周辺の飛行ルールまとめ(都道府県別)
https://drone-nippon.jp/kukoushuhen-top/

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